所感

当協会はノルディックウォーキングをはじめとするノルディックフィットネススポーツの普及を行うことにより、人々の心身の健康増進や交流に貢献をすることを目的としています。
特定非営利活動法人 日本ノルディックフィットネス協会会長竹田正樹の画像です

特定非営利活動法人
日本ノルディックフィットネス協会
会長 竹田正樹

2014年8月31日に開催されましたNPO法人 日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)理事会および総会にて、三浦望慶前会長がご退任され、その後を引き継ぐ形で会長を賜りました。2007年1月に本協会が発足し、特定非営利活動法人化を経てここまで大きく発展して参りました。この大きな組織の会長を務めさせていただくことは誠に光栄なことでありますが、一方では責任の重さをひしひしと感じざるを得ません。特に全国のJNFA会員の皆様の要望に対して一つずつご丁寧に対応されてきた前三浦会長の仕事ぶりを拝見していますと、身の引き締まる思いであります。これまでのJNFAの歩みを決して止めることのないよう鋭意努力して参る所存ですので、会員お一人お一人の皆様のお力添えを是非ともお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、ノルディックウォーキング(NW)がフィンランドから日本に輸入されて以来、このスポーツの素晴らしさが認められ、多くの愛好者が育って参りました。その一方でNWを取り巻く社会は愛好者の増加とともに複雑なものとなって参りました。今後は社会状況の変化に応じてJNFAも柔軟に対応し、その上でさらに発展してゆかなければなりません。このことについて2つほど所感を述べさせていただきます。

皆様もご存じのように私どもJNFAという組織は、このスポーツを世界で初めて提唱し、その歩き方の基本的理論、歩き方の習得方法、さらには指導方法に至るまで優れた理論を構築・提案してきたInternational Nordic Walking Federation(INWA)の唯一の日本支部であり、従いまして世界の共通理論に基づくNW方法を継承しています。私はスポーツ科学、特にスポーツ生理学の研究を専門としておりますが、その観点から見てもINWAのウォーキングスタイルや指導方法は大変理に叶ったものであり、特に学習方法のステップの踏み方や初心者に対するインストラクターにとっての指導理論は、さすがスポーツ先進国といえるヨーロッパの伝統的な哲学がその根底にあると確信しております。このことは我々JNFAにとって大変重要な意味を有しており、このことを会長として声を大にして強調しておきたいと思います。従って、その方法論を日本の愛好者の皆様に伝えできることはこの上ない喜びでもあります。

NWをまだ経験しておられない方には是非ともJNFAの歩き方とその理論に触れていただきたいと願っております。そして、JNFAとしては今後も引き続きその優れた理論に関する情報発信に努めてゆきたいと考えております。

もう一つは他のノルディックフィットネススポーツ(NFS)の普及についてです。JNFAとはその名前の通り、Nordic Countriesから生まれたNordic Fitness Sportsの普及・促進を目標とした組織です。従ってNWだけの普及に尽力するだけでは協会としては望ましくありません。もちろんNWはいくつかのNFSのなかでも最も手軽であり、実施場所の制限がほとんどないという点では大変優れた健康スポーツといえます。しかし、人がスポーツをするときはその人の好みや環境,季節などに応じて様々な形態や種類があってしかるべきです。そこでJNFAとしてはノルディックスキーイング(Nordic Skiing)、ノルディックスノーシューイング(Nordic Snow Shoeing)、ノルディックブレーディング(Nordic Blading)も推奨しています。これらのスポーツはどれも皆、幼少の頃よりクロスカントリースキー競技に携わってきた私個人の立場から、実体験として健康効果が高く、身体への負荷という意味で安全であり、とても楽しく、非日常的な意味合いの強い、気晴らし的要素の高いスポーツであることを強調しておきたいと思います。できればこれらの素晴らしいスポーツもまたNWと同様にできるだけ多くの方にお伝えしたいと考えています。JNFAとしてこれまではNWに傾注して参りましたが、他のスポーツも同様に徐々に普及できるようアイデアを練って行きたいと思います。そして人々が様々な状況や嗜好に応じてスポーツを楽しむことのできる社会の実現にJNFAとして尽力してゆきたいと思います。JNFAの益々の発展のために,会員皆様方のご尽力にも大いに期待しております。

2014年9月吉日
 

賛助会員 

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